私の仕事の楽しみ

38月 - による mijomijo - 0 - ART WORKS EXHIBITION

 

細かいデザイン・グッズを発想を込めながら作っていくと、段々小さな仕事では飽き足らなくなってきます。もっと大きいデザインワークはないかと思っていると、人間は不思議なもので、タイミングの良い出会いというものがありますね。

 

横浜市から環境壁画の壁画を頼まれて、7m×15mの作品を作りました。もちろん私はこの大きな壁画面に登って描くことなど出来ません。立てかけた板にペンキを垂らさないで絵を描くという事は、大変むずかしいのです。私はスケッチブック程のサイズの原画を描きました。それを元に2人の壁画職人が2日で描いてしまいました。それも、マーカーやサインペンで自由に描いた私のタッチを、ペンキだけでそっくりに描くんです。こういう所にもプロフェッショナルがいるものです。

 

環境壁画(依頼:横浜市、施工:東急建設)

私の仕事の楽しみは色々ありますが、そのひとつに別のジャンルのプロに出会って、この様に尊敬出来るところです。この大型壁画は横浜駅近くに2年の契約で掲示しました。もっと長く置いて欲しいと言われたのですが、よく有名な作家の作品で駅舎内に煤で汚れて見えなくなったような死んでいく壁画があります。こういう環境に少しでも関わる作品には後々のメンテナンスが必要になります。まずメンテナンスは無理だろうと考えました。それにデザインの仕事は、鮮やかな印象のうちに無くなるのが素敵だと思います。2年間ならペンキの鮮度ももつだろうという事で引き受けた仕事でした。