研究制作スタート時の紹介―COPY-ART②

108月 - による mijomijo - 0 - ART WORKS COPY-ART

 

「時間差コピー」…カラー複写機の3色トナー(C、M、Y)色別複写に合わせて手を動かした。

COPY-ARTを本格的な研究内容へ持ち込むまでには次のようなプロセスを踏んでいる。

 

1976年9月▶スタッフと複写機に着眼点を絞る。手、顔等をバリエーションでCOPY。

1977年4月▶第1回COPY-ART展企画。製作開始。
1977年5月▶第1回COPY-ART展。於・筑波大学会館ギャラリー。晴海第52回ビジネスショーへ招待展示。
1977年11月▶研究作品集「COPY-ART BY OKUN」発行。

1978年3月▶XEROX社・CANON社・チバカイギー社が研究制作へ協力。第2回企画展の為の研究制作開始。
1978年9月▶第2回COPY-ART展。於・池袋西武百貨店。以後研究制作、発表を続ける。

 


「顔シリーズ」…アートワーク誌 第36号掲載

COPY-ARTは、調査部分のかわりに実験創作としての試行錯誤が中心となってくる。昨今COPY-ARTに関する資料が若干整いつつあるとはいえ、データ不足は事実で、著作等の参考文献に至っては微々たるものであることを覚悟しなければならなかった。

引用文献については、各システムメーカーより提出された一般、専門カタログ及びマニュアルを利用した。データ収集、統計作業については1976年より現在までのほぼ25年間の制作データを中心とした。

COPY機器はあくまでBasicな状態のまま使用することを前提とし、メカニカルな面でのアレンジは一切加えぬこととした。将来複写機が更なるクリエイティブマシーンとして開発される可能性はあるが、本時点ではそこまで触れないこととする。

尚、システムの調整と制作補助については各機の専門オペレーターに依託した。特にカラー複写機については、社会的に偽造犯罪等防止の為に原則としてオペレーター以外の作業が認められないが、今回研究制作を前提に配慮を戴いた。